風穴NEWSの歴史を振り返っていこう
- 架放連 JFA
- 2021年7月15日
- 読了時間: 6分
みんなカホウレンドットコム飽きたんですか????
そんな僕も2週間ぶりくらいの更新です(期末レポートが立て込んでまして・・・)
今回は弊社TCSが開局した3年前から唯一(?)続いている
報道番組『風穴NEWS』の歴史を振り返って行ければと思っております。
現在『風穴NEWS』は
毎週月〜金曜8:00〜『風穴NEWS TRUE』
毎週月〜金曜15:30〜『風穴NEWS EVE』
毎週月〜金曜22:40〜『風穴NEWS DIVE』
毎週土曜8:00〜『風穴NEWS SATURDAY』
といった感じで展開しております。
出演者なども具体的に紹介していきたい・・・ところなんですが、ゴリゴリに実在の方を起用しているので、ここでは省略といった感じになります。すみません!ということで一応弊社TCSに番組紹介ページを作っているので、この記事のラストに紹介ページのリンクを貼っておきました。よろしければご覧いただけると嬉しいです。
ここである疑問が浮かびますよね。
「別にテロップも作んないくせに何故報道番組の紹介なんかしてんだカス」
おいおいおい待て待て待て、話を最後まで聞かんかい!!!!!!
と茶番はここまでにして、敢えてカホウレンドットコムで紹介する理由それは
「複雑な歴史を辿っているから」なんですよね。
大きく分けて5世代に分かれていまして今回は全て紹介していきたいなと思います。
第1世代:ワイドショー時代(2018年4月〜2018年9月)
まずこの時代を、この迫力あるロゴを覚えている人がどれだけいるのでしょうか、という話なんですが、これが最初です。この時は
毎週月〜金曜7:30〜『解禁!風穴ニュース』
毎週月〜金曜13:50〜『解禁!風穴サミット』
毎週日曜8:00〜『解禁!風穴サンデー』
といった感じで今のような報道番組ではなく、ワイドショー番組でした。
コンセプトが『世間でタブーとされている話題をテレビで解禁!』といった感じでやってました。
ニュースがワイドショー、サミットが討論番組、サンデーは芸能ニュース深掘りだった気がします(記憶が曖昧)
今こうして3年前まで画像フォルダーを遡り、引っ張り出してみるとクソつまらない感じですよね。
でもこれが原点なんです。封印せずに“解禁”しますよ。TCSにもこんな時代あったんだぞ!みたいな。
今上手いこと言いましたよ?気づきました?w
第2世代:PNN系列報道番組時代第1期(2018年10月〜2019年3月)
まずなぜワイドショーから報道番組に転換したかの経緯から説明しましょう。
PNN系列は平日夕方16:05〜各局でローカルの報道番組を持っていたんですよ。
TCSは『THE NEWS THEATER』というタイトルで放送していたのですが、
それを10月からローカル枠を撤廃して、当時のキー局ONBと準キー局の弊社TCSがタッグを組んで、『ライフ・イズ・エコノミー』という6時間の大型総合ジャンル型経済番組を作ることになりました(この秋に終わりますが)。
それに伴い、『ライフ・イズ・エコノミー』も報道はやりましたが、PNNの番組表から実質的に報道番組は消え去るので、なら『風穴ニュース』を報道番組『風穴NEWS』として再出発させます。ということでこんな異例のリニューアルが決まりました。
とはいえ、なら番組タイトルを変えた方が良かったかもしれないですが、TCSのフラッグシップ的存在のこの番組のタイトルを変えるのは、惜しい気がしたので、そのまま表記変更といった形で継続が決まりました。
この時は『サミット』が無くなったので
毎週月〜金曜7:30〜『風穴NEWS』
毎週日曜8:00〜『風穴SUNDAY』といった感じです。
タイトルロゴはハンコをモチーフに作られており、
コンセプトは『どんなニュースも曖昧にせず、ハンコのように決着させる』といった感じです。
今思えば無理矢理だな・・・ここからどんどん方向性が定まっていきます。
第3世代:PNN系列報道番組時代第2期(2019年4月〜2019年9月)
なんと朝5時台のローカル枠に『風穴RISE』を作りました。
どの層に需要があるのか、今振り返るとさっぱりわかりません。
そして『風穴NEWS True』と平日8時台だけ何故か余計なタイトルが追加されております。
何故ならこの頃から「新聞×独自取材で真実(=TRUE)を導く報道番組」と明確なコンセプトが示されたからなんです。
新聞って偏りがあるじゃないですか。各紙を読み比べて同じニュースでもどんな報じ方をしているか?でニュースの見方が変わると思って、そこに目をつけて、そのようなコンセプトにしました。
(このコンセプトを某局に奪われかけたのはここだけの話)
この頃から“TCSの報道番組といえば風穴NEWS”と定着していったのも嬉しかったです。
選挙特番も『風穴ANSWER』というタイトルで放送させて頂きました。
この頃は
毎週月〜金曜4:55〜『風穴RISE』
毎週月〜金曜7:30〜『風穴NEWS True』
毎週日曜8:00〜『風穴SUNDAY』
といった感じでした。
第4世代:PNN系列報道番組時代第2.5期(2019年10月〜2020年6月)
第3期ってところを敢えて2.5期としたのは、内容やビジュアルはほとんど変わってないからなんですよね。形態が少し変わったというだけ。
具体的にはまず『風穴RISE』が半年で終了しました。そりゃそうだ、あの時間に報道誰がみるねん状態だし。そして『風穴NEWS』にタイトルを戻しました。これは自分でも草。何の為にTrueだったんだw
そしてこの改編で一番大きな変更は『風穴SATURDAY』の誕生。
遂に土曜日が出来たんですね。ベルト編成の完成です。ONBさんに土曜日も作りたいとかねてから言っていたのですが、なかなか折り合いが付かなかった。ただこの改編でONBが新たに平日20時台に『暗闇』という新たな報道番組が誕生したことに伴い様々な変更があったことからこの度、ベルト編成が可能になりました。
これまで半年ずつ変えてきた『風穴NEWS』ですが、遂に2020年4月改編は変更が一切なしでした。
毎週月〜金曜7:30〜『風穴NEWS』
毎週土曜8:00〜『風穴SATURDAY』
毎週日曜8:00〜『風穴SUNDAY』
第5世代:独立局報道統一ブランド時代(2021年4月〜)
冒頭にもお伝えしましたが、
現在『風穴NEWS』は
毎週月〜金曜8:00〜『風穴NEWS TRUE』
毎週月〜金曜15:30〜『風穴NEWS EVE』
毎週月〜金曜22:40〜『風穴NEWS DIVE』
毎週土曜8:00〜『風穴NEWS SATURDAY』
といった感じで展開しております。
独立局となり、タイムテーブルも全て自分で決める、ということで夕方や夜の報道番組も風穴ブランドになりました。
独立局になって、PNN時代からもちろん多くの番組を踏襲しましたが、風穴はタイトルロゴをより報道番組に近いものを目指して、大幅リニューアル。もう初期のような恥ずかしい雰囲気の面影は完全に無くなったと思います。
またブランドコンセプトも「報道に革新をもたらす・風穴を開ける」と定め、情報が氾用するSNS社会で1つの答えを導き出すことなく、様々な考え方を議論し、視聴者と考えていく本格報道番組ブランドとしました。TCSのフラッグシップ番組に相応しいカタチになったと思います。
タイトルもそれぞれ新しいカタチになり、朝は『TRUE』を何の恥かしげもなく、最襲名。
夕方はeveningと祝祭の前夜を意味するeveを組み合わせて『EVE』
夜は“深い(=潜る)”時間であることとどんなニュースにも飛び込んでいく(dive)という意味を組み合わせて『DIVE』となったんですね。
いかがでしたか?TCSの報道番組、少しは知れたのではないでしょうか。
この記事を書くために写真フォルダーからめちゃくちゃ過去ロゴを探しました。
『風穴NEWS』も少しは架空局界隈で有名になりたいんですよ・・・
この3303文字の論文が素晴らしいと思った方は下記の番組紹介ページを是非ご覧ください
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